私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

子どもたちの間で流行っていること

アメリカの子どもたちの間で流行っている遊びやおもちゃについて少し書きたいと思います。

上の子はミドルスクールの5年生、下の子はエレメンタリーの3年生ですので、
年齢が違えば流行りも違います。

まず、5年生。
ミドルスクールになると、結構な確率で子どもたちはiPod touchを持っています。
iPod touchとは、iPhoneと全く同じ外観ですがサイズが一回り小さく、
iPhoneの電話機能がないものです。
Wi-Fiがあるところではネットやネット電話が普通に使えるし、
アプリをダウンロードをしてゲームなど出来ます。
ただ、13歳以下は自分でアカウントを持てないので、
ファミリー共有を使って、子どもがリクエストしたアプリを私が確認し、
承認したものだけをダウンロードさせています。

iPod touchを持っている子は皆、学校に持って来ています。
iPod touchは堂々と学校に持って行っていいかと言われると、
うーん…、良くは無いと思いますが、厳しく禁じられていることもなく…。
授業中の使用など、悪い使い方をしている子もいないようで、
学校側から注意勧告等全くありません
(それよりも、下に書きますが、下の子の学年のとある問題の方が深刻なようです)。

学校に持って行ってバスの中や朝授業が始まる前の待機時間中に触ったりしているみたいです。

我が家でも、ミドルスクールに上がると同時に与えることにしました。
2年後は、下の子にもそのつもりです。

そして今の5年生の流行りの1つ目は、”musical.ly”。
musical.lyでは、今流行りの音楽に合わせてミュージックビデオを制作するアプリです。

出来上がるミュージックビデオのクオリティはなかなかのものです。
そして、自分が作ったこれらのビデオを投稿し、友人同士でシェア出来ます。

なんと、特に我が子にとっては、このmusical.lyをすることによるメリットが非常に多いのです。
1つ目は、家族皆、一緒に聞いている私たち大人までも、流行りの歌についていけること。
2つ目は、ミュージックビデオの中でする口パクです。英語を何度も聞いて、言っていることを理解した上で、口パクで真似するため、リスニング力が飛躍的に伸びたことと、
口パクによって英語を喋るイメトレになっています。
3つ目は、今はまっているダンスも取り入れるので楽しいらしく、表現力も出るので良いし、
こどもながらにかなりクリエイティブなビデオを作っている事です。

ただ、子どもを巻き込んだサイバー犯罪について、この間ニュースで問題提起していたので、
親の監視は必要です。

次に、スライム作り。
出来たスライムを買うのではなく、ホームメイドするのが流行りです。
ボンドとベーキングソーダとコンタクトレンズの保存液を使います。色つけには絵の具を。
手作りのスライムを交換しあったりしているみたいです。


5年生は以上。

次に3年生。
3年生では女の子の間でぬいぐるみが流行っているみたいです。
先日の下の子の誕生日プレゼントは、タカラトミーが出している『うまれてウーモ』。
アメリカでも、”Hatchimals”という名前で売られています。
なまえは、Hatch=卵から孵化する、mal=Animal 動物から来ているのでしょう。
2つプレゼントして、姉妹で遊んでいます。

そこで、上で触れた学校からのある注意勧告なのですが、
どうも、ぬいぐるみも含めたおもちゃを学校に持って来ている子どもが多いらしく、
しかも、ぬいぐるみやおもちゃを交換したり、人のものを勝手に取ったり、
特に下の子のクラスでは問題になっているようです。

先生のレターで、
「おもちゃは学校には持ってこないように。」
という勧告が入りました。
このレターが配られる1〜2週間ほど前から、
我が子もぬいぐるみをカバンに入れて持って行っているのに気づいていました。
ただ、スクールバスの中での退屈な時間に触っているだけだというので、
持たせていましたが、
今ではもう、完全禁止となりました。

家では2匹のうまれてウーモが動き回って喋り続けるので、毎日賑やかです。

その他の流行りは、もはや個々の興味次第で、主に習い事やスポーツに関連するものとなっています。
人気のあるスポーツや習い事については、また書きたいと思います。