私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

Who was Rosa Park?

ブックレポートが続きますがお付き合いのほどお願いします。

次に読んだ本は、
"Who was Rosa Park?"
by Yona Zeldis McDonough
です。

Who was ...?シリーズでは、
数え切れないほどの人物の伝記が
子ども向けに易しい英語で書かれています。
難しくないのでさらっと読めて、しかも歴史のいい勉強になります。

上の子は授業で読みました。

Rosa Parkは、アフリカンアメリカンの公民権を得るために闘った勇敢な女性です。
Rosa Parksは、バスの中で白人優先座席に座り、
バスが混雑してきた時に白人に座席を譲るように命令されましたが、それを拒否しました。
たかがバスの座席と思いがちですが、
この当時、アフリカンアメリカンに対する最大の人種差別の実態です。

Rosa Parkのこの勇敢な行為と、その後のボイコットをきっかけに、
白人優先座席というバスの座席のルールが撤廃されます。

有名なMartin Luther King Jr.など、公民権運動に貢献した有名人は他にもいます。
授業でこういう歴史をきっちり教えてくれるので、
子ども達も歴史的人物に明るくなりそうです。

James and the Giant Peach

今回読んだ本は、
"James and the Giant Peach"
by Ronald Dahl
です。

この本は子ども向けフィクションで、映画にもなっているようです。

内容は、
4歳のJames は不良の事故で両親を亡くし、
邪悪で非情な2人のおばさんと一緒に、高い丘に立つ不気味な家に住むことになりました。
おばさん等から酷い仕打ちを毎日受けて心も体もボロボロになっていたところ、
魔法使いのおじさんから貰った宝石のような石。
この石には強い魔力が秘められていて、この石を飲み込んだ者は幸運が訪れるとのこと。
おじさんはJamesにそれを飲むように言いました。
ところがJamesはこの石を桃の木のある庭にこぼしてしまうのです。
石はあっという間に土の中に吸い込まれてなくなりました。

するとどうでしょう、
一度も実をつけたことのなかった桃の木に桃の実がなり、
おばさんやJamesの目の前でグングン大きくなるのです。
小さな家ほどの大きさになってようやく成長は止まり、
意地汚いおばさん等は、このジャイアントピーチを見せ物にして金儲けをしようと企んで、
ジャイアントピーチを見ようとやってきた村人達から、見物料を取リます。

その夜、James はおばさん等から外の掃除をしろと追い出されて庭を歩いていたところ、
ジャイアントピーチの表面にトンネルを見つけました。
ピーチの中心部につながるトンネルで、Jamesはグングン中に入っていきます。

すると、ちょうど中心部のタネの部分にドアがあり、
そのドアを開けると、これまたジャイアントな生き物が住んでいました。

ムカデ、バッタ、てんとう虫、蜘蛛、ミミズ、蛍、蚕…

どれもJamesと同じくらいの体のサイズで、
もちろん、Jamesは恐ろしくて逃げ出したくなりましたが、
話をするうちに、虫達はとても優しく、あっという間に友達になりました。

彼らはある計画をうちだします。
それは、ピーチごと丘を転がり、おばさん等とこの不気味な丘から逃げ出すことです。

ピーチの茎を木から切り離しゴロゴロと転がりはじめ、Jamesと虫達の冒険が始まりました。

まず、意地悪なおばさん等は、転がるピーチの下敷きになって命絶ってしまいます。
家の庭のフェンスをぶち破って街まで転がり、
海に落ち、
サメに襲われ、
サメから逃げるためにカモメを捕まえて空を飛び、
仲間のムカデがピーチから滑り落ちるがなんとか救出し、
雲の上まで飛び、
クラウドマンに攻撃され…。
とにかくいろいろなトラブルに見舞われますが、
その都度Jamesの素晴らしいアイデアで危機を脱します。

最後、カモメに率いられたジャイアントピーチと仲間達はニューヨークまで辿り着き、
その地で幸せに暮らすのです。

ジャイアントピーチでの冒険の中で、
現実の世界では起こりえないことが次々と起こるので、
文字で読んだものを頭の中でビジュアライズするのに必死でした。
虫嫌いな私には、まずジャイアントな虫達を頭に描くだけで実に気持ち悪いものでした。
でも、読み終わった後ハッと我に返るほど、
読んでいる最中は完全に現実から離れた世界に入り込んでいたことに気付きました。
現実逃避にはもってこいの本です。

映画は…
観たくないなー。
虫達がどのように描かれているのか考えるだけで気持ち悪い…。

Henry Reed Inc.

今回読んだ本は、
"Henry Reed Inc." by Keith Robertson
です。
f:id:mamanose:20170306235913j:plain

この小説は、Henry Reedシリーズとして数冊出ている中で一番初めに書かれた本です。

夏休みを利用して、13歳のHenryは、
住んでいるイタリア・ナポリから、
叔父、叔母が住むアメリカ・ニュージャージーに遊びに来ます。

何と彼は、その2ヶ月弱の間に自分で小さなビジネスを起こしました。

ビジネスの内容は、
土を掘ってミミズを集めて売ったり、
亀を捕まえて甲羅に美しくペイントして売ったり、
ウサギを繁殖させて売ったり、
骨董品を掘り起こして売ったり、
オイルを掘り当てて売ったり(天然オイルだったら億万長者になれたのですが、実際はオイルタンクに残っていた使いさしのオイルだった…)、
手作り気球を飛ばして名を売ったりというもの。

夏休みが終わる頃には、$40ほど売り上げました。

Henryは、アメリカに来てから知り合った女の子のMidgeと、
迷い犬として拾ったビークル犬Agonyと、
叔父さん叔母さん、
Midgeの両親、
近所の人々、
皆をうまーく巻き込み、
機転を利かせながら、ビジネス力を発揮します。

13歳とは思えない発想力、交渉力、直感力、行動力、
そして、お金を生み出す力に感動しました。
きっとこういう力が、高校生起業家とかを生み出すんだろうなと思いました。

こういう本を読んでいると、
我が子にも早いうちから親が間に入って
ビジネスに触れる機会はどんどん与える方が、
いざ、子ども自身が成長して社会に出て行く時に、
のうのうと生きて来た子ども世界と、
苦労してお金を稼ぐ世界のギャップの溝に深くはまらなくても済むのかな、と思ったりもします。

サグパニール

アメリカに来て以来、
いろいろな国の料理を作って食べるのが非常に楽しいです。

今日はインドのサグパニール。
f:id:mamanose:20170305092427j:plain
f:id:mamanose:20170305092358j:plain
サグパニールは、ほうれん草とパニールチーズのカレーです。
ライスはターメリックライスにしてみました。

このカレーは栄養価も高くカロリーも控えめなはず。
というのも、作っている本人が一番よくわかるのですが、
使う材料は、大量のほうれん草、トマトピューレ、玉ねぎ、ニンニク、しょうが、ヨーグルト少量と、
他は何種類ものスパイスのみ。
油は最初にクミンシードを炒める時の少量のみで、
このコクのあるまったりとしたカレーが出来上がるんです。
最後に加えるダイスカットのチーズを大量に摂りすぎなければ、
本当にヘルシーで食べ応えのあるカレーです。

子どもたちは、みどり色のペースト状のカレーを一瞥し、ひと言、
「げっ?!何これ?」
食べ始めると夢中でガッついていました(笑)

ひな祭り&バースデー

今日は昼からあれやこれやとご馳走を作りました。

というのも、今日は3月3日ひな祭り。
また、昨日3月2日は主人の誕生日でした。

そこで今日はちょっとした特別ディナーなんです。
お寿司ケーキがメイン。
というか、食事系はお寿司ケーキしかない(・_・;

チーズケーキは主人の好物。
みたらし団子は子どもたちの好物。

上の子がお友達と遊ぶ約束をしていたので、
どうせならと夕食一緒に食べてもらうことになりました。
f:id:mamanose:20170304074201j:plain

今から食事。
楽しいひとときを過ごします。

ニューヨークチーズケーキ

ニューヨークチーズケーキを焼きました。
f:id:mamanose:20170304063801j:plain
f:id:mamanose:20170304063737j:plain
これまで数多くのケーキを作ってきましたが、
今回作ったこのチーズケーキは、
私のお菓子作り史上、最も作りごたえがあるケーキでした。
というのも、9インチの型に使ったクリームチーズは1kg弱!
電動ミキサーを使ったのですが、
クリームチーズがモコモコと盛り上がってきて、
スイッチ入れれば電動ミキサーが埋もれて
あちこちベトベト。

でも、苦労の末、立派なケーキが焼きあがりました。

型についたフィリングを味見しましたが、
これぞ、リアルニューヨークチーズケーキです。
やばいです。
美味すぎます(*⁰▿⁰*)