私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

Skinny Bones

今回読んだ本は、
『Skinny-Bones』 by Barbara Parkです。

Skinny Bonesとは主人公Alexのあだ名で、小柄で痩せこけた外見からクラスメイトのT.J.がそう呼びました。
もちろんAlexはそのあだ名で呼ばれることは好きではありません。

Alexは、周りの人を大袈裟な演技と巧みな嘘で信じ込ませる、ちょっとしたトラブルメーカー的存在。
しかし身近な人達はAlexの性格を見抜いているため、もはやその手で事を収めることは難しくなっていました。

一方、T.J.は優等生で運動神経抜群、野球が上手く、先生からも慕われているものの、
自分の特技を鼻に掛ける自慢好きな、何かとAlexを見下すところが『イヤな奴』的な役どころ。

そんな2人が野球のピッチングと試合で戦うことになりました。

AlexもT.J.も、ともに
「自分は好プレーヤーだ。」
と言い張ります。

もちろん、Alexの言い分はウソ、T.J.は本当。
結果、AlexがT.J.に勝てるはずもなく、クラスメイト全員と民放のテレビカメラを前に大恥をかきました。

その翌日は学校でもからかわれ、さすがのAlexも涙を流し始めた時、
学校のスピーカーを通してアナウンスが流れました。
その内容は、Alexが、以前に応募したエッセイコンテストで優勝し、
その賞としてテレビコマーシャルに出演する権利を勝ち取った、というもの。

Alexの母親が、Alexにサプライズで学校のスピーカーを通して伝えてもらうように校長先生に頼んだのでした。

野球試合でドン底に突き落とされたAlexは、このニュースで少しずつ顔を上げると、
今までからかっていたクラスメイトや、叱ってばかりだった先生や、
いつも呆れてさじを投げかけていた母親も皆、
Alexを讃えました。

この本から学んだことは、
人生いつ何時転機が訪れるかわからないこと、
だから辛いことがあっても逃げないこと。
また、大衆は単純に優れた能力や技能をもつ人を凄いと思い讃えるものなので、
よく出来て周りからチヤホヤされている人を非難するのは負け犬の遠吠え。
一方の能力を持った人というのは、褒められるとそれに押されてさらにヤル気も能力も大きく増すが、
態度をも大きくなりすぎないように、少し抑えめにしましょう。
そこんところは実際に有名人になってみないとわからないかもしれませんね。

アメリカの児童向け小説は、
周りから取り残されて自暴自棄になる子どもがある事をきっかけに立ち直っていく、
そういうストーリーが多く、それらを子どもに読ませることが非常に多いです。
4年生のリーディングで読んだ本は全てがそうでした。
取り残される理由はいろいろです。
学習障害、貧困、親なし…。
しかし、全てがハッピーエンドでした。

納豆作り

アメリカで手に入りにくい日本のものは、
なんでも作るのが楽で経済的で何より楽しい!

今回は主人の会社の上司とその日本人奥さまから材料を分けて貰って、納豆を作りました。

戴いたのは、納豆用の乾燥大豆、元菌となる納豆、ヨーグルトメーカー。

先ずは大豆を24時間水に浸けておきます。
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24時間経ったら指で潰せるくらいの硬さになるまで茹でます。
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茹で上がったら40度まで温度を下げて、
菌となる納豆を半パックほど合わせてよく混ぜます。
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ヨーグルトメーカーに入れてキッチンペーパーを挟んで軽く蓋をし、
スイッチを入れ、24時間放置します。
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24時間経ったら、しっかり蓋を閉めて冷蔵庫でまた24時間置けば出来上がり!
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結果、しっかり納豆できてました!
納豆ご飯でいただきます。
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市販のものより粘りが弱く糸が余り引きませんが、
その分すごくマイルドな味わいでサラッとしていて、
個人的には買った納豆よりも美味しかったです。
これなら納豆苦手な人でも食べられると思います。

是非2回目作りたいので大豆の入手先を教えてもらいます。
個人農家がオーガニックで作っているらしいです。

The end of school! 夏休みです!

昨日5/26で学校が終わり、今日から夏休みに入りました。

子どもたちは最終週はピザパーティーやアイスパーティーやタレントショーや楽しいイベントが続き、毎日パーリーピーポーでした。

最終日、リクエストが多かった上のこのクラス全員に折り紙くす玉をプレゼントしました。
ここ2週間、一日中くす玉作っていました。
皆喜んでくれたので何よりです。

アメリカでは感謝の気持ちを伝えるのに先生に贈り物をするのですが、
一年の終わりの今回は、先生達が味見をして好きだった『白い恋人』の再現レシピで作ったホワイトラングドシャクッキーをプレゼントしました。

不安いっぱいで初登校した日が昨日の事のようで、
あまりの月日の経つ早さに信じられない気持ちです。
この一年、子どもたちは恵まれた環境で大きく成長でき、全てに感謝しています。

また時間のある時に英語の上達についてもじっくり書きたいと思います。

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USA Swim meetで好成績

先週末、初めてのUSA Swimming meetに子ども2人とも参加してきました。

会場はFort WayneにあるHelen P. Brown Natatoriumです。

着いてまず、人の多さにびっくり‼️
出入り口が狭かったので余計に混雑して見えたのかもしれません。
人混みで人をかき分けて中へ入りました。

何処へ行っていいのかわからないし、
取り敢えずコーチを探して子どもたちをプールデッキに送ろうとロッカールームに入ろうとすると、
怖そうなおっさんに腕を掴まれて、
「親はここからは立ち入り禁止!出なさい!」
と叱られました。
タオルを子どもたちに渡しそびれたので、
「話したいことがある。」とか、
「タオルを渡したい。」
と言っても、
きっぱり
「No!」
と言われ、着いていきなり泣きそうになりましたよ…(笑)
そんなこんなで、人混みの次にはUSA Swimmingのルールにゾッとしました。

受付で交渉した末、コーチから渡してもらう事になり、ことを終えて取り敢えず2階の観覧席へ上がると、
次にプールのでかさに圧倒されました。
50mプールということもあって、私が今まで見た中で圧巻のプール環境でした。
とにかくすごい。

次にウォームアップする選手達の上手さに息を呑みました。
「この子たちと競争するのか…。」
とかなり我が子のことが心配になりました。

そして、皆起立し、国歌斉唱。
そこにいる全員が右手を胸にあて、国歌が終わるまで待ちます。もちろん歌っている人もいます。
ここでも、アメリカ国歌斉唱の初体験。

そんなこんなで始まる前から畏怖を感じ、
今日このMeetsが終わる頃には一体どうなったいるんだろうと不安と興奮とでいっぱいでした。

でも、一旦レースが始まると、オリンピックで見るような光景と音に、
普通に見入ってしまい、
一旦我が子がレースの準備を始めると姿を目で追うのに忙しく、
圧倒されている暇もありませんでした。

2人とも、バタフライだけは50m、
他3泳法は100mのレースで泳ぎました。

2人ともすごい!
他の選手に負けず劣らず見事に戦えたし、
100mを全力で泳ぎきるだけのスタミナに感動しました。

特に下の子は、平泳ぎは8歳以下で一位!
バタフライも二位!
クロールも背泳ぎも上位にランクインです!

本人は全く実感なさそうだったのですが、
まずコーチが凄く興奮していました!
もちろん私達も。

家を出たのが朝11時で全部終わって帰ってきたのが夕方6時を過ぎていました。
泳ぐだけでなく待ち時間が辛いらしく、
私達親もずっと座って見ているのに疲れてヘトヘト。
スイマーにとってもも親にとっても、Meetsは大イベントだと実感しました。

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上位しかもらえないタグ❗️
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Mother's Day

記事を書くのが遅くなりましたが、
先週末の母の日には主人と子どもが色々用意してくれました。

先ず、この日は私にお料理を休んでほしいということで、
主人と子どもでディナーを用意してくれることになりました。

リクエストにチキンとケーキをお願いしたら、
主人が前日にKFCでチキンバーレルを予約しておいてくれました。
また、ケーキについては以前から気になっていたケーキ屋さんああり、
少し遠いけれどせっかくなのでと、日中ピアノリサイタルが終わり次第、車を走らせて目的のケーキ屋さんへ。
10インチ(直径26センチくらい)のバカでかいケーキを買ってくれました。
このケーキがまたまた美味い事!
美味しいだけでなく大きいので、
残ったぶんをカットして冷凍し、母の日が終わった今、夕食のデザートに少しずつ食べています。

その他、主人がマッシュポテトを作ってくれ、また花束まで!

そして子どもたちからの手紙。
いつもカラフルで絵がいっぱい。とっても嬉しかったです。

ピアノリサイタルも合わせて、とても特別な日でした。





Piano Recital

5/14は母の日。
この日は、母の日のお祝い以外にもうひとつ長い間楽しみにしていたピアノリサイタルの日でした。

こちらに来て9月からレッスンを始め、8ヶ月。

日本の先生に良いスタートを切らせてもらい、
アメリカでも素敵な先生に出会うことができ、
子ども2人とも何度もやる気がなくなったり、
色々なイベントへの興味から気がそれてピアノが後回しになり、
親子で言い合いをしたり、
決して美しいストーリーでは語れませんが、
勉強や環境に慣れるのに忙しい中、なかなか頑張れていると思います。

今日のリサイタルでは、完成度は低かったのですが、
日本の先生からもアメリカの先生からも何度も言われてきた、
『指をけんばんから離すときは手首から上げる』ことがここ最近しっかりと身に付き、
2人とも弾いている姿も音も非常に美しかったです。
特に上の子は、先生から、
「この歳で出来る子はそれほどいないよ。」
と褒めてもらっていました。
綺麗な音を出すには手首が一番大切と言っても過言ではないですからね。

あと、デュエットもしたのですが、
下の子が間違えて途中おかしくなり、聞いているこっちがハラハラしましたが、
直ぐに2人の息が合い立ち直りがものすごくスムーズだったため、こちらも先生から褒め言葉を貰っていました。

同じ曲を日本の発表会でも弾かせてもらいます。
あと1ヶ月は完成度を上げる練習です。



子どものお友達とピザ

先週末は最高のお天気。
上の子のお友達と公園に行きました。

シーソーは英語でteeter-totterと言います。
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ブランコはswing。
ブランコは日本でもアメリカでも人気ですね。
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1時間遊んで帰ってピザ作り。
子供が食べる用のピザはお友達がトッピングしてくれました。
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今月の初めに、このお友達に弟が生まれました。
生まれた翌日は、big sisterとかいた帽子とTシャツを着て登校してくるところは、何でもしっかり主張するアメリカ人らしいところです。

生まれて2週間で、小さすぎて不思議な感じ。
日本の赤ちゃんに見慣れた私たちは、
アメリカ人の赤ちゃんの目の大きさを騒がずにはいられない(笑)
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あと、アメリカは通常分娩だと入院は1日のみ。
このお母さんは緊急帝王切開になったのですが、
帝王切開でも3日目に退院ですって。
産後2週間で普通に生活しています。
強いな。