私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

報酬制の子育て

アメリカ流子育ては、出来た事に対して物やお金をあげる、いわゆる報酬制だと感じます。
家庭ではお手伝いをしたら報酬としてお小遣い、学校では態度良ければハッピーポイントでポイントたまれば休み時間を増やしたり。アシスタントの先生も何か頑張ったらご褒美にキャンディ、バスの運転手さんもバスの避難訓練頑張ったからとチョコバー。

先月から我が家でもお手伝いをしたら報酬としてお金をあげる事にしました。
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テーブル拭きは10セント、洗濯物たたみは25セント、お皿洗いは50セント、などなど…。

元々、悪く言えば、モノやカネでつるのは如何なものかと考えていましたが、今では、たくさんのメリットに気づき、考えを改めました。

・進んで手伝いをするようになりなした。
・ご飯の前はセッティング、ご飯の後はテーブル拭きとお皿洗い、1日に一度は洗濯物など、どんな家事をどこでしなきゃいけないか解りました。
・お皿洗いも上手になりました。
・ペニー、ニッケル、ダイム、クオーターなど、アメリカのお金を覚える勉強になっています。
・特に下の子は二桁、三桁の計算の練習になっています。お手伝いするたびに計算しています(笑)。
・今まではご褒美に親が買ってあげていた細かいマスコット系のおもちゃは、貯めたお金で自分で買うようになりました。そうすると、何を買うか、本当に要るか、もしかしたら要らないか、じっくり考える様になりました。
・小さいものをちょこちょこ買うか、貯めて大きいものを買うか、それともずっと貯めるのか、考えるようになりました。
・お手伝いの話題や、お金の話題を家族でよく話すようになりました。

デメリットも無いという事はなく、単価の高いお皿洗いは取り合いになります。昨日も喧嘩をしていました。そんな事で喧嘩をする事にイラっとして雰囲気が悪くなりました。

今の所メリットのほうが大きいので続行します。

さて、報酬があれば罰則もあります。
学校での話になりますが、基準が結構厳しく社会的な罰則がよく与えられます。
それについて、少し面白い話があるので、次の記事で罰則について書きたいと思います。