私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

日本とアメリカの学校の違い

日本の学校とアメリカの学校の違いを思いつく限りで書いてみます。あくまで我が子が通う学校で比べているので、地域ごとに違いはあると思います。

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・通学がスクールバスか親の送り迎え。7割がバス(bus rider)、3割が車(car rider)。うちの子も来週からバスライダー。バスの運転手は単なる外部からの運転手ではなく、一日中学校にいてランチタイムとか子ども達の身の回りのお世話もしてくれる頼りになる職員さん。

・ランチの時間以外にミルク休憩がある。ミルクを飲むか飲まないかはミルクコントラクト(申込書)で各自取り決める。うちは『飲まない』で申し込んでいる。約6割の子が飲んでいる。

・ミルク休憩におやつも出る。おやつは親からの寄付。ビスケットやシリアルなど。消しゴムのカスなど汚い机の上に直接ジャラジャラとシリアルなどをこぼすように配るのでカルチャーショック。

・ランチは弁当かスクールランチ。メニューがおやつみたい。ポテチとかクッキーとか出る。バイキング形式で、野菜食べたくない子は取らなくてもいい。弁当の子もオレオとかクラッカーとか食べている。

・ランチタイムや休み時間が学年によって違うので、休み時間でも騒いではいけない。廊下では喋ってはいけない。小さい子は腕を硬く組んで、口を膨らませて唇をしっかり閉じて廊下の端っこを歩くようわ教わっている。その姿が可愛い。

・自由読書の時間が多い。自分の好きな本を静かに読む時間。2年生は椅子に座り姿勢良く読むように言われているが、4年生はお気に入りの場所で楽な姿勢で読むんでいる。面白いのが、地震の避難訓練みたいに机の下に潜り込んで本読みする子が8割!これにはびっくりした!また、何人かは床に寝っ転がって読んでいるのてもっとびっくりした‼︎

・先生が強い。どの先生も子ども達に媚びない。子どもも先生のいうことを聞く。先生の話を聞かない、私語をする、自分の私欲に他の子を巻き込む事には特に厳しい。

・お行儀が悪い。膝を立てて椅子に座って授業を受けている子もよく見かける。何故かこれには先生は注意しない。

・図工道具や教科書など、授業で使うものは私物ではなく貸し出し。教科書は持って帰れない。(うちの子は特別に持ち帰らせてもらっている)。

・避難訓練は、火事(fire drill)と竜巻(tornado drill)と侵入者(lockdown drill)。地震は無い。火事は外に出る、竜巻は窓のない部屋に移る、侵入者は狭い密室に電気を決して静かにする(らしい)。

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もっと他にもあるはずですがまた気付いたらまた書きます。教育の水準は完全に日本の方が上ですね。こちらの4年生でやっている算数は日本の2、3年でやった事、こちらの2年生でやっている算数は日本で1年生でやった事です。まだ復習の時期なのかもしれませんが…?

面白い。
本当に面白い。
この年になってアメリカの小学校の授業を受ける事になり、よく世間一般に言われる国際間の違いを人から聞くのではなく身を持って経験し自分で感じている事が。

来週からは午前中だけ学校にいきます。
上の子のライティング、リーディングのクラスに付きます。先生から「いつでも来て!頻繁にくるほどより良いよ」といわれているので、当分の間、午前中だけ一緒に4年生します!