先日、下の子の小学校で、アートクラスで作った数々の作品が展示される”Art spotlight night”があり、
鑑賞に行きました。
去年から思っていましたが、
アメリカの子どもと日本の子どもの描く絵は
ずいぶん違うところがあります。
日本の子どもの描く絵は、皆そろってスキルが高い、簡単に言えば絵がとても上手いです。
その完成度の高さに鑑賞している者は感動し驚かされます。
一方、アメリカの子どもが描く絵は、
個々が自らの世界で繰り広げられている物語を、
上手い下手ではなく、
思い思いの発想で自由に大らかに描き、
鑑賞している者は感動というよりは、ほのぼのした気持ちになります。
動物や人間の顔や服なども、
日本の子どもとアメリカの子どもの描く絵の感じは全く違うので、
名札を見ず絵だけで我が子の作品はすぐに見つかります。
アメリカのアートのクラスでは、
人が描く絵はその人の心を表す手段であると強く教えている気がします。
思うことを絵に描く課題だけではなく、
その逆で、有名なアーティストの描いた絵を見て、
その絵を描いた人の気持ちや考えていることを想像して作文にするという課題がとても多いです。
その課題が出ると、
無論、書く内容よりも、
英語を書くことの方が課題になっている我が子です(笑)。