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私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月、アメリカインディアナ州に移住し、家族4人日々奮闘!

James and the Giant Peach

今回読んだ本は、
"James and the Giant Peach"
by Ronald Dahl
です。

この本は子ども向けフィクションで、映画にもなっているようです。

内容は、
4歳のJames は不良の事故で両親を亡くし、
邪悪で非情な2人のおばさんと一緒に、高い丘に立つ不気味な家に住むことになりました。
おばさん等から酷い仕打ちを毎日受けて心も体もボロボロになっていたところ、
魔法使いのおじさんから貰った宝石のような石。
この石には強い魔力が秘められていて、この石を飲み込んだ者は幸運が訪れるとのこと。
おじさんはJamesにそれを飲むように言いました。
ところがJamesはこの石を桃の木のある庭にこぼしてしまうのです。
石はあっという間に土の中に吸い込まれてなくなりました。

するとどうでしょう、
一度も実をつけたことのなかった桃の木に桃の実がなり、
おばさんやJamesの目の前でグングン大きくなるのです。
小さな家ほどの大きさになってようやく成長は止まり、
意地汚いおばさん等は、このジャイアントピーチを見せ物にして金儲けをしようと企んで、
ジャイアントピーチを見ようとやってきた村人達から、見物料を取リます。

その夜、James はおばさん等から外の掃除をしろと追い出されて庭を歩いていたところ、
ジャイアントピーチの表面にトンネルを見つけました。
ピーチの中心部につながるトンネルで、Jamesはグングン中に入っていきます。

すると、ちょうど中心部のタネの部分にドアがあり、
そのドアを開けると、これまたジャイアントな生き物が住んでいました。

ムカデ、バッタ、てんとう虫、蜘蛛、ミミズ、蛍、蚕…

どれもJamesと同じくらいの体のサイズで、
もちろん、Jamesは恐ろしくて逃げ出したくなりましたが、
話をするうちに、虫達はとても優しく、あっという間に友達になりました。

彼らはある計画をうちだします。
それは、ピーチごと丘を転がり、おばさん等とこの不気味な丘から逃げ出すことです。

ピーチの茎を木から切り離しゴロゴロと転がりはじめ、Jamesと虫達の冒険が始まりました。

まず、意地悪なおばさん等は、転がるピーチの下敷きになって命絶ってしまいます。
家の庭のフェンスをぶち破って街まで転がり、
海に落ち、
サメに襲われ、
サメから逃げるためにカモメを捕まえて空を飛び、
仲間のムカデがピーチから滑り落ちるがなんとか救出し、
雲の上まで飛び、
クラウドマンに攻撃され…。
とにかくいろいろなトラブルに見舞われますが、
その都度Jamesの素晴らしいアイデアで危機を脱します。

最後、カモメに率いられたジャイアントピーチと仲間達はニューヨークまで辿り着き、
その地で幸せに暮らすのです。

ジャイアントピーチでの冒険の中で、
現実の世界では起こりえないことが次々と起こるので、
文字で読んだものを頭の中でビジュアライズするのに必死でした。
虫嫌いな私には、まずジャイアントな虫達を頭に描くだけで実に気持ち悪いものでした。
でも、読み終わった後ハッと我に返るほど、
読んでいる最中は完全に現実から離れた世界に入り込んでいたことに気付きました。
現実逃避にはもってこいの本です。

映画は…
観たくないなー。
虫達がどのように描かれているのか考えるだけで気持ち悪い…。