私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

リーディングに奮闘する親子

今、上の子の4年生はヒストリカルフィクションを題材に
リーディングとライティングの勉強をしています。

リーディングの教材にヒストリカルフィクションの小説を読み、
ライティングでは自分でヒストリカルフィクションを書くというものです。

以前も記事にしましたが、
我が子の小学校では、リーディングとライティングにとても力を入れていると感じます。
第二言語であるため個人的意見ですが、レベルもとても高いようにも思います。
先生の教え方ですが、
読み始める前に読み物のジャンルを把握する事を特に重視します。
フィクションとかノンフィクションとか。
まずジャンル。
お話はその後です。

今回読んでいる小説はこちらです。
"Keeping Score"
by Linda Sue Park

このお話は、1950年代のメジャーリーグのお話と、
その頃激しかったKorean War(朝鮮戦争)を背景に、
主人公の女の子が、世界情勢に目を向け、
人を想い、生命の重みを知り、大切な人のために粘り強く祈り続けることを学んでいく、
そんなお話です。

さて、ここまでは前置きです。
本題はここからです。

そこそこのボリュームがあるこういった小説を教材として出されると、
とーーーーっても大変なんです。

子どもは授業で先生が音読するのを聞いてきます。
他の子は、ここで内容を把握してその本の内容に関する問題集に取り掛かれるのでしょうが、
うちの子の場合は、そうはいきません。

本のレベルはなかなか高く、到底理解できてません。

そこで、小説を持ち帰らせてもらい、
まず私が読みます。
先生がその日読んだところまでを私が読み終えるのに2時間は余裕でかかります。

そして、その内容を日本語でできるだけ詳しく説明します。

内容を把握してからやっとこさ、問題集です。
問題集は問題集でまた大変。
長い文章で答える形式の問題が多く、
日本語で答えを引き出してから、英語で書くという作業ですよ…。

親子で必死こいてやってます。
子どもには忍耐力、粘り強さ一本勝負、
親の私には子どもが根をあげても温かく励ます寛大な心が必要な場面です。
現実は、子どもは泣き出し、私はそれを見てキレるという始末。
時間は遅い時は深夜0時前までかかることがあります。
でも、最終的にはなんとかやり遂げてきています。
子どもはよくやってると思います、ホント。

「早く自分で読めるようになってーーー!」
と、この間ついつい叫んでしまいました(笑)