私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

『名前』に対する価値観

日本では、
『名前は親から与えられた最初のプレゼント』として
一生大切に扱われるべきで、
自分自身も与えられた名前に好き嫌いはあろうとも、
通常、その名前で一生を生き抜きます。

しかし、アメリカ人はそうではないようです。

皆がそうではありませんが、
友達にマンディーさんという方がいます。
ずっとマンディーが本名だと思っていましたが、
あることがきっかけで、本名がアマンダであることが発覚!
アマンダという名前が嫌いだから、マンディーという名前を使っているんだとか。

また、上の子のクラスメイトで、マケンズィーという子がいますが、
マケンズィーという名が好きではない、
ステファニーという名前が好きだから、と
時々、自分の名前をステファニーと書きます。

因みに、私の本名は、ユミエですが、
アメリカ人の半分以上はユミと呼ぶし、手紙にもYumi と書きます。
初めは、発音しにくいためで仕方ないなと思い、
「難しければYumiでもいいよ。」
といっていましたが、
その事を学校の事務のおばちゃんに話すと、
その方はきちっと名前を覚える方みたいで、
「彼らはtoo lazyなんだよ。ちゃんと呼ぼうと思えば出来るはずだよ。」
と言ってくれました。
それを聞いて、
どうも、「呼びにくいからなんでもいいや。」
と思われている気がして来ました(笑)。

アメリカ人の独立独歩を尊重する精神が、
名前に対する考え方にも表れているように思います。