日本では、
『名前は親から与えられた最初のプレゼント』として
一生大切に扱われるべきで、
自分自身も与えられた名前に好き嫌いはあろうとも、
通常、その名前で一生を生き抜きます。
しかし、アメリカ人はそうではないようです。
皆がそうではありませんが、
友達にマンディーさんという方がいます。
ずっとマンディーが本名だと思っていましたが、
あることがきっかけで、本名がアマンダであることが発覚!
アマンダという名前が嫌いだから、マンディーという名前を使っているんだとか。
また、上の子のクラスメイトで、マケンズィーという子がいますが、
マケンズィーという名が好きではない、
ステファニーという名前が好きだから、と
時々、自分の名前をステファニーと書きます。
因みに、私の本名は、ユミエですが、
アメリカ人の半分以上はユミと呼ぶし、手紙にもYumi と書きます。
初めは、発音しにくいためで仕方ないなと思い、
「難しければYumiでもいいよ。」
といっていましたが、
その事を学校の事務のおばちゃんに話すと、
その方はきちっと名前を覚える方みたいで、
「彼らはtoo lazyなんだよ。ちゃんと呼ぼうと思えば出来るはずだよ。」
と言ってくれました。
それを聞いて、
どうも、「呼びにくいからなんでもいいや。」
と思われている気がして来ました(笑)。
アメリカ人の独立独歩を尊重する精神が、
名前に対する考え方にも表れているように思います。