私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

喜び

自分の中の何かを変えれば、もっと毎日が楽しくなるはず。

今までの私はというと…

まず、目標を置く。
生活のあちこちに目標を置き
それらを乗り越えて達成感を味わう。
時にはその目標をさらに超えたところを目指す。
出来るならもっと、もっと。

いつもより長く走ったジョギング後の爽快感、
多くの家事を短時間に終え、最短記録を作った時の我褒め、
仕事していた時は忙しければ忙しいほど感じたやり甲斐。
それらの喜びだけを生きがいに生きてきた気がします。

自分が感じる喜びは自分自身が生み出してこそだと思っていました。
そして喜びは苦労の後にしか味わえない、
そんな感覚でいました。

だから、自分自身で喜びが生み出せない時、
周りの人が私に与えてくれる喜びも
同じ喜びなんだということを知りませんでした。
たくさんもらっていたのに、うまく享受することが出来ていませんでした。

人から与えてもらう喜びを素直に享受できれば、
苦労して自分で何かを成し遂げた時だけでなく、
普段から喜びを感じられれば、
そんな素敵な人生を選ぶことができれば、
今まで気付かなかったこと、気付けるかもしれません。

少しずつ、少しずつ。

習慣になってきたジョギング。
このジョギングは大きな意味があります。
これはストイックな私の悪い習慣ではありません。
むしろそれを取っ払うための考える時間となっています。
ジョギング中は色々考える時間です。
走りながら自分を見つめています。

今日はそんな、自分の喜びについて考えながら走りました。

今日はいつもと違う時間に、いつもとは逆回りに走りました。
そうしたら、いつものWabash Riverがものすごくキラキラと輝いて穏やかに流れている景色が見えました。
方向を変えなければ気付かなかった景色でした。
前からそこにあったんですね。
気付けて良かったです。