私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

怖がってもいい、運命を恨むな

一昨日は私のオンコロジーの受診日でした。

会話をしてリンパなど触診をしてという普段通りの診察です。
しかし何度行っても慣れません。
一生慣れないと思います。
終わって帰る頃には何時も疲れを感じます。

12月に肺のCTを予約してきました。
日本での最後の検査で不安材料があったので、その確認もしてもらいます。
日本では頸部から腹部までの広範囲のCTをしてもらっていましたが、アメリカでは特に心配なことがなければ腹部まではしないとのこと。
肺の状態が確認できれば私は満足なので、異論なしです。

毎度のことですが、不安です。

子どもの学校は順調で、 習い事も順調で、長期休暇には旅行の予定もあって、もっと先には日本に一時帰国する楽しみもあって、楽しいことばかりなはず。
しかし、楽しいことがあるとかえってその不安がひょっこり顔を出します。この楽しみはいつまで続くんだろう、この順調な生活はいつまで続けられるだろう、何もトラブルなくこの生活が続いてくれればどんなにいいだろうと考えてしまいます。
毎日が順調であればあるほど、その平穏な生活を失いたくない気持ちがウンと強まり、怖くなります。

だいぶ克服できているかのように思っていますが、やっぱり検査が近づくとそうはいかないですね。

ただ、病気になり半年に一度検査があってその度に生きた心地がしない思いをするという私の運命を、決して恨むことはありません。
そこは病気と付き合って7年目に突入した今、成長したかなと感じます。