選ばれし者
私は自分の人生の説明に『確率』というものを使いません。
第一子を胎児母体間輸血症候群という稀な状態で出産し、生後2日で亡くしました。
訴訟も経験しました。
流産もありました。
30才で髄膜腫が見つかりました(幸い大きくならずフォローだけで済んでいます)。
32才で乳がんと診断されました。
その1年後、上の娘が特定疾患のaHUSと診断されました。
そんな私が、今こうやって異国の地に移住する事になりました。
どれも確率が高いものではありません。
第一子の事や、娘の病気は、すごく確率の低い稀な病気です。
しかもそれら全てがこの1人の凡人の人生に降りかかってきました。
その度にたくさんの人も巻き込んできましたが。
これにはどういう意味があるのだろう。
私は選ばれたのでしょうか。
皮肉ではなく、真剣に考えます。
これらの経験をどのように活かせば良いのだろう。
与えられた使命は何なのだろう。
日々、考えています。
ひとつわかったことは、私は多くの人と経験をシェアしたいということ。
だから私はこのブログを書いているということ。
色々なこと、またここに書きたいと思います。