私の生きる道 (アメリカインディアナ州)

2016年6月 アメリカインディアナ州に移住

初めての竜巻警報

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日本の家族が皆心配して「大丈夫だった?」と聞いてくれています。
日本でもニュースになっているみたいでビックリ!(◎_◎;)

その日はもともと天気が悪くて、夕方ものすごい雨が降っていました。
子どもたちがバスを降りる時間が特にひどくて、バスの運転手さんが特別にこの日だけ家の前で降ろしてくれたみたいて「有難いなー。」と子どもたちと喋っていた日でした。
夕食後、いきなり携帯が鳴ったので手に取って見ると、『Emergency Alert』とでていて、この地域で竜巻が発生しているのですぐに避難をという内容でした。
それがどの程度の緊急度かわからずにテレビをつけると、異常事態であることがすぐにわかりました。
テロップに危険な地域と予想被害と避難の指示が流れていて、その地域は思いっきり私たちの住む地域でした。
近くの町での被害映像も流れていて、「これ、あかんやつや!」と焦りました。
でも、地域名と竜巻の移動方向を言っているが、この辺の地理にまだ疎く、それがこちらに向かっているのかどうなのかよくわからんT^T
主人は出張でいないし。
学校での竜巻の避難訓練は皮肉にもその2日後に予定されていて、竜巻といえばなんとなく地下に避難するくらいにしかわからないので、取り敢えず地下に避難する事に。
ところが、地下室に通じる扉の開け方も、その扉の固定の仕方もよくわからず、重い扉をあれやこれや触ってなんとか固定でき、人が3〜4人入ればいっぱいの狭くて蜘蛛の巣だらけの外に通じる湿気くさい地下室とも言えない地下の空間に警報解除されるまで15分ほどじっとしていました。
私が焦るから下の子が泣きだしました。
私はテレビと空模様を確認しに地下と地上を行ったり来たり。
竜巻らしき雲は見えず、テレビでも危険地域が移ってきていたのでもう大丈夫だと解り、地下室から出ました。
主人にFaceTimeしてみましたが、不安にピークな時は通じず、解除された頃に電話がかかってきていろいろ説明して、もう大丈夫だという事で落ち着きました。

災害は怖いです。
被害も怖いけど、いざという時にどうしていいのかわからない事、また、何が起きているのか正確に情報をつかめない事は、いかに恐怖を助長するかということを身をもって体験しました。
備えあれば憂いなしという事ですね。
主人が居てくれたらだいぶ違っていたはず。

ちなみに、これを書いている今、学校での竜巻の避難訓練を私も一緒に受けてきて、どうすればいいか良く分かりました。

・地下室のある家は地下に避難する。
・地下室の無い家は、窓を避け、なるべく家の中心部に移動する(トイレやクロゼットの中が特に良いらしい。竜巻が直撃して家が吹き飛ばされてもトイレやクロゼットだけが残っている事が多いという)。
・安全な場所に移ったら頭を手で抱えて壁沿いにしゃがみこんでジッとする。

という事です✌️